電気ケトルに温度調整は必要なのか、疑問に思う人もいるでしょう。
結論からいうと、以下のような人におすすめです。
- コーヒーやお茶をおいしく飲みたい
- ミルクを作る必要がある赤ちゃんがいる家庭
- 白湯をよく飲む
緑茶は80℃前後の温度で淹れると苦みが少なくおいしく飲むことができ、コーヒーは豆の種類にもよりますが、90℃前後のお湯で淹れるとおいしいとされています。
この適切な温度をお湯をいったん沸騰させてから調整することはとてもメンドクサイですよね。
このときに、温度調整機能付きの電気ケトルで設定した温度でパッと沸かせられれば、おいしく飲める温度でお茶やコーヒーを淹れることができます。
また、赤ちゃんがいるご家庭ではミルク調整がササっとできるので、負担が減るのではないでしょうか。
ここでは温度調節できる電気ケトルのメリットやデメリット、おすすめの電気ケトルについても解説します。
\8段階の温度調節ができ、注ぎ口が広く注ぎやすい♪/
電気ケトルに温度調節はいらない?
電気ケトルはすぐにお湯を沸かすことができる便利アイテムなので、持っている人は多いでしょう。
しかし温度調節がない電気ケトルは、100℃に沸騰したら自動的にオフになり、放っておくと冷めていきます。
コーヒーを淹れる温度にこだわりがある人なら、コーヒーが美味しく飲める90℃にするため、水で調整するか冷めるまで待つしかありません。
そんなときに、温度調節できる電気ケトルなら、90℃に設定すれば90℃でお湯が沸きます。
そして、温度調節ができる電気ケトルは、多くの場合、保温機能もついているので、設定した温度で保温してくれます。
ですので、いつでもおいしいコーヒーを淹れられる90℃でお湯を入れることができます。
単純にお湯が沸かせればOKという人は、温度調節機能は不要かもしれませんが、電気ケトルの温度調節が必要だと思う人は、
- コーヒーやお茶をおいしく飲みたい
- ミルクを作る必要がある赤ちゃんがいる家庭
- 白湯をよく飲む
というような人におすすめです。
\8段階の温度調節ができ、注ぎ口が広く注ぎやすい♪/
電気ケトルの温度調節のメリット
電気ケトルの温度調節は細かく1℃単位でできるものから、5℃や10℃刻みで設定できるものまで様々です。
電気ケトルの温度調節のメリットとしては以下のことが挙げられます。
飲み物にあった温度にできる
電気ケトルの温度調節の最大のメリットですが、飲み物にあった温度にできるということです。
お湯を作るといっても実は飲み物ごとに適した温度は違います。
それらですが、以下のようになっています。
お茶
お茶の場合ですが、80℃以上になると苦味成分が強くなってしまいます。
なので基本は70℃から80℃前後のお湯で淹れるのがおすすめです。
また玉露などの種類によっては50℃から60℃という低温で、じわじわと出していくのが良いです。
紅茶
紅茶の場合には逆に熱いお湯で煮出すのおすすめです。
100℃で沸騰をしたお湯をすぐに使うことで、紅茶の旨味成分がでてくれます。
コーヒー
電気ケトルはコーヒーのために使っているという人もいるでしょう。
コーヒーですが豆によって違いますが、酸味を引き立たせたい場合には70℃前後、苦味を楽しみたい場合には90℃が良いとされています。
ちなみにコーヒーをよく飲むなら、注ぎ口が細くなっている電気ケトルがおすすめです。
\50℃~96℃の範囲で1℃単位で温度調整が可能/
保温機能もある
電気ケトルですが温度調節ができるタイプの場合、保温機能もついていることがほとんどです。
せっかくお湯を作ったのにすぐに使えなくて冷めてしまうことってありますよね。
また保温することによって上記のような最適な温度をキープすることもできます。
このように電気ケトルで保温機能があると、より電気ケトルを活用することができます。
電気ケトルの温度調節のデメリット
電気ケトルの温度調節のデメリットは以下です。
値段が高い
電気ケトルですが温度調節機能がついていると普通の電気ケトルよりも高くなることが多いです。
少しでも安い電気ケトルを買いたい場合にはデメリットとなります。
本体が熱くなる
温度調整ができる電気ケトルはほとんど保温機能もついています。
そのため、電気ケトル本体が熱いままになっているので、小さなお子さんがいる家庭では特に注意が必要です。
二重構造になっている電気ケトルなら本体が熱くならないのでおすすめです。
一度沸騰してから適正温度にする電気ケトルもある
設定した温度で沸騰完了という電気ケトルもあれば、一度100℃に沸騰してから保温機能によって適正温度を保つ、という電気ケトルもあります。
水道水だから一度沸騰させたい、という方にはいいかもしれませんが、使いたい温度になるまで待たないといけないのをデメリットに感じる方もいるでしょう。
温度調節がどのような仕組みになっているのかは購入前に確認しておいたほうがいいですね。
電気ケトルの温度調節はミルク調節に便利?
赤ちゃんのミルクを作るときは、電気ケトルですぐにお湯を沸かすことができるので大変便利です。
ミルクは最低でも70℃から80℃のお湯で溶かすことが必要ですが、必ず100℃にしないといけないわけではありません。
100℃でミルクを作ると、冷ますためにある程度の水が必要で、多く作りすぎてしまうことも。
70℃~80℃のお湯であれば、冷ますための水は少量で済むので、ミルクを少量作りたいというときは、温度調節ができる電気ケトルを便利に感じることは多いでしょう。
またカルキ抜き機能がついている電気ケトルもあります。
これは通常沸騰したら切れてしまう電気ケトルが沸騰したままでも切れません。
そして10分以上沸騰させることでカルキを抜くことができます。
日本の水道はカルキはもちろん基準値以下であり、人体には影響はないです。
ですが人によっては心配という人もいるでしょうし、その場合にはカルキ抜きは便利です。
ただ沸騰を長くするのでとても熱すぎてお湯はすぐに使えません。
なのでしばらく置いておいて冷ましてから使うようにしてくださいね。
電気ケトル温度調節人気でおすすめを紹介
温度調節ができる電気ケトルで人気のおすすめ商品をいくつかご紹介します。
ティファール
ティファールはフライパンなどキッチン家電で有名なメーカーです。
温度調整がない電気ケトルもとても人気で、安心できるメーカーです。
温度調整ができるティファールの電気ケトルは、温度調整がない電気ケトルと見た目は一緒です。
温度調整がついている電気ケトルは台座に温度表示があり、少しだけスペースをとります。
40℃/60℃/70℃/80℃/85℃/90℃/95℃/100℃と温度設定ができ、注ぎ口が大きいので、お湯を注ぎやすいです。
タイガー
魔法瓶で有名なタイガーの温度調整電気ケトルは、スリムなデザインでスペースをとりません。
フタが取り外しできるので、中をしっかりと洗うことができ、清潔な状態を保つことができます。
また蒸気が外に出てこないので、高温の蒸気にふれてやけどをする心配がありません。
ですので、お子さんが使うときがある場合は、安心な構造です。
しかし、温度調整が取っ手のダイヤルなので、お湯が何度なのかパッとわからないのはデメリットになるかもしれません。
ハリオ
コーヒーグッズで有名なハリオの温度調整つき電気ケトル。
ステンレス製で見た目もおしゃれ。
注ぎ口が細くなっていて、50℃~96℃の範囲で1℃単位で温度調整ができます。
温度にこだわりたい人や、コーヒーをよく飲む人におススメです。
保温が終わってオートオフになるまで温度表示されるので、そのときのお湯の温度が何度なのかを知ることができます。
電気ケトルに温度調節はいらない?まとめ
電気ケトルに温度調節はあると便利に感じることが多いでしょう。
メリットデメリットは確かにありますが、温度調節をして飲みたい方にはおすすめです。
また赤ちゃんのミルクを作るときにも便利です。
その他にも電気ケトルによってはカルキ抜き機能などもあるので、有効活用するのも良いでしょう。
ぜひ電気ケトルをうまく活用して、便利に楽にお湯を作るようにしてくださいね。
温度調整はいらないから安い電気ケトルがほしい、という方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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